2020年末の調査の結果、タイワンマスの野生種の総数が1万2,587匹に達し、再び記録を更新しました。なかでも増加数が多かったのは、雪覇国家公園管理処と太魯閣国家公園管理処が協力し管理する合歓渓の4,650匹です。その数量は七家湾渓流域の6,727匹に次いで多く、非常に健康で自然繁殖し、また放流が不要です。このほか、渓流に放流するものは、羅葉尾渓が962匹、有勝渓上流が92匹です。楽山渓の156匹は、各流域で安定して成長するほか、自然繁殖し、徐々に中流へと範囲を広げています。雪覇国家公園管理処と太魯閣国家公園管理処が協力し管理する合歓渓の4,650匹です渓流に放流タイワンマスこの保全に関する吉報を人々と共有し、防疫期間に自宅でスマートフォンを使用しタイワンマスの様々なニュースを知ってもらうために、雪覇国家公園管理処では、初めてFacebookページ「登峰造極 雪覇之美」 に、「2020年タイワンマス保全の成果」の動画を掲載しました。動画を通じて、自在に泳ぐ国宝魚の姿を眺め、国宝魚保全の過程を理解することができます。