雪東ルートは、雪山が連なる主峰を軸点として、東へ進む稜線です。短く急なこの支脈は、雪山東峰を越えると、険しい七家湾渓河谷へつながります。武陵農場の開発にともない1969年、当時の青年反共救国団(現・中国青年救国団)と林務局大甲林管処が農場内の道路を利用して整えたルートで、誠荘の向かいから畑を通って、渓谷に沿って山の斜面を曲がり、この短い稜に沿って上に向かって開発した、雪山東峰を通過して雪山主峰に登頂するショートカットルートです。その後、七卡山荘と三六九山荘が建てられ、便利な登山ルートと宿泊施設が整備され、この雪東ルートは、すぐに人気の登山ルートとなりました。 1990年代、賢い登山客たちは農場果四区、果五区の農業用道路を利用して、登山口を農場の果菜園の一番上端へと移動させました。現在は大水塔がある場所で、40~50分かかる急な斜面が省略されました。その後、雪覇国家公園でもここに登山口サービス所を設置し、専門職員が常駐して入山流量の管理を行っています。 時間や距離、一般向けであるその人気から言って、雪東ルートは雪山主峰に登頂するための最も早いルートであることは間違いありません。登山チームは2泊3日の日程を組めば、この登山ルートを利用して雪山主峰への往復ができます。
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