武陵四秀とは、武陵農場北辺に横並びになっている台湾百岳のうちの4座で、西から東へ順に品田山(3,524m)、池有山(3,303m)、桃山(3,325m)と喀拉業山(3,133m)となっています。このルートは、長さ約10kmの高くそびえる山脈で、雪山山脈の東北から伸びている主要な尾根の一区間です。武陵を冠している理由は、登山ルートがすべて武陵農場を起点・終点としているためで、農場の果樹区から北を仰ぎ見ると、山の秀麗な桃の形の山頭が視界いっぱいに広がります。これが桃山で、一目見れば不思議な慕情がやみません。 武陵四秀の連峰は、長さが10kmになりますが、起伏は激しくなくルートも明瞭なため、縦走コースとしては簡単な部類となります。3~4日の休日があれば武陵四秀を踏破できるので、登山家たちの登山人生における、非常に美しい記憶の一つとなることでしょう。
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